感情がマヒしている自分との出会いを通して気づいたこと

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私が認識技術と出会うキッカケとなった友達と話していた時のことです。
友達:「よしじゅんって感情があまり出ないよね。たまに何を考えているのか分からないときがあるよ。」
よしじゅん:「え?そうなの?表現していたつもりだったけど。。」
当時は完全に無自覚でした(笑)
高校くらいからあまり怒ったり笑ったり喜んだり悲しんだり、という感情の起伏がそれほどないタイプではあったな、と振り返ってみれば思いました。
しかし当時は周りから一度もそう言われたことがなかったので、ショックを受けたのを覚えています。
小さい頃双子として育ち、弟との相対比較によって、無意識・無自覚で親からも人からも愛されない自分を蓄積していたことで「自分は誰からも愛されないし、相手にされないんだ!」というアイデンティティが確立していました。だから過剰に他人からの評価や人からどうみられるか?を気にしていたのです。
多くの日本人の特徴として「建前を大事にする。」という面があります。だからかもしれませんが、他人から「あなたは〇〇な人だね。」と言われること自体がそもそもありませんでした。
そういった背景もあって、友達から「感情が出ない人だ。」「何を考えているか分からない。」と言われたときの印象が深く残っているのかもしれません。その友達は建前でなく、本音を伝えてくれたのもあり、嫌な気持ちよりは驚きの方が大きかったです。
しかし、実は感情が出なくなっていたのは私個人の問題というわけでもありませんでした。
認識技術と出会い、自分だけが感情が出ないというわけではないことを知りました。多くの日本人が感情を出せなくなり、それにも気づかないくら感情がマヒしている現状とその理由を知ったのです。理由についてはまた別の記事で書きます。
理由を初めて知った時、かなりのショックと同時に怒りがわいてきたことを今でも覚えています。感情を出せない、熱くなることができない多くの日本人、その裏には深い涙がありました。私が今の仕事をしているのはその涙と出会ったからです。
「日本こんなもんじゃない!」
「人間こんなもんじゃない!」
そんな心の叫びを聞いたのです。全日本人、全人類にその涙と出会ってもらうために私の人生はあります。
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