人に期待してばかりの人生。そろそろ期待される人間になりませんか?

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あなたは本当に心の底から人を好きになったことはありますか?今、好きな人はいますか?
私はかつて人を好きになることができませんでした。それ以前に自分自身に「好き」という感情があることにすら気づいていませんでした。
好きなのか好きでないのかもわからない、それくらい感情に対してマヒしていました。
さらに厄介だったのが、「何となく気になるから、好きなのかな?」という人との出会いがあったとしても全く自分の気持ちを伝えることができなかったのです。
小さい頃から自分の考えや感情を誰かにアウトプットしてこなかったのもあり、まず自分の考えや感情をアウトプットすること自体ができなかったのです。
もう、これは人を好きになる・ならない以前の問題です(笑)
誰かに対して自分の考え・感情を伝えることができないことでよく言われたことが
「よしじゅんって、何を考えているのかわからないよね。」
自分なりに表現していたつもりだったのですが、他の人、特に考えや感情をアウトプットする習慣がある人からすれば、かなり表現が少なかったのでしょう。
さらに、表現しようとしてもさらなる壁がありました。それは
「自分の考え・感情を表現することで、相手にどう思われるのか気になって、アウトプットできない。」
ということでした。
こうなると、もう自分自身に対して期待値が0、自信も0ですから、期待してしまうのは自分ではなく相手になってしまいます。
相手に期待するしか手段がないため、当然期待できる相手との出会いを求めることになります。その当時、自分自身がどのような基準を持っているのかもわからず、自分が変化することもせず、自分の考え・感情もアウトプットできず、という状態でした。
今振り返って思うと、そんな人を好きになる人がどこにいるのだろう?と思うくらい、人任せでしたね(笑)
さらにはIT業界にいたのもあり、好きな人を探すのもITの力を使いました。ネット上には年齢や趣味などで好きな相手と自分とをマッチングさせるサービスがあり、それを使ったこともありました。最近では、人工知能(AI)があなたにオススメの人を紹介してくれるサービスまで登場しているそうです。今やインターネット上には数えきれないほど多数の情報があふれています。自分の判断で相手を選ぶよりもAIが持っているビッグデータにお任せする方がよっぽど効率がよいということに気づき始めているのかもしれません。
まず、自分自身が変化すること、その必要性に気づくことは私自身の人生において大きな転機でした。そのような転機をつくったキッカケが「認識技術」との出会いだったのです。
認識技術では、あらゆる問題を相手や環境に原因を置くのではなく、自分が相手・環境・さらに広げれば世界をどのように認識しているのか?そこにフォーカスを当てていました。私は認識技術と出会うまで全くと言ってよいほど、自分の認識に対して興味関心を持っていなかったので、最初はかなり衝撃を受けました。
しかし、自分の認識がどのように赤ちゃんのときからつくられたのか、そして自らつくったのか知り、その認識をオールゼロ化することによって、女性だけというわけでなく、人類に対する愛が生まれたのです。
好きな相手が見つからない、好きな人ができても告白できない、そのような人は、まず自分自身にフォーカスしてみるのをオススメします。AIが加速度的に進化していく中、人間開発が求められる時代です。恋愛という部分に着目するのではなく、人をどう認識するのか?にフォーカスしましょう。
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