「ほめげー」との衝撃的出会い

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こちらの記事でほめること・ほめられることについて書きました。
今回は、私がそもそも「ほめる」ということにフォーカスした背景、そして自分自身の「判断基準・観点」に関心を持つようになったキッカケをお伝えします。
私が「ほめげー」というコミュニケーションゲームと出会ったのは友達からの紹介でした。
初めて聞いたときは、まあ名前の通り、人をほめるゲームなんだろうな、と思っていました。当時、コミュニケーションに対しては全くと言ってよいほど問題意識はなく、特に問題はないと思っていました。
しかし、このゲームを通してかなりの衝撃的な気づきを得ます。
ほめげーの中では、カードを引いてそこに書いてある質問に40秒間で答える、ということを行います。
衝撃的気づきの1つ目は、「自分の考えをアウトプットできない。」ということです。カードを引いて質問を読むのですが、言葉が出てこないのです。何かアウトプットしようとしても、何を答えればよいのかもわかりませんし、かろうじて出てきそうになると、今度は別の衝撃的気づきがありました。
それは、「人からどう見られるか?が気になりすぎて言葉が出ない。」です。何かアウトプットしようとすると、条件反射的に「これを言ったら、他の人にどう思われるんだろう?」「変な人と思われないだろうか?」という未来の不安が出てくるのです。
そもそも自分の考えを表現する習慣がそれまで無かったこと、そして他人の目を気にしすぎていたことを確認したのがほめげーだったのです。
それまで、自分はコミュニケーションができていると思っていた自信はあっけなく打ち砕かれました。かなりショックだったのと同時に嬉しさもありました。それは人からほめられることの嬉しさです。今まで満たされていなかった認定欲求が満たされた嬉しさだったのでしょう。
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