人生ストーリー①~人間関係への諦めからくる迷子時代~

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弟が敵だった時代
私は双子の兄として生まれました。
小学校に入る前、幼稚園のときからずっとモノの取り合いをしてケンカばかりしていましたね。
当時はとにかく弟が大嫌いでした。親の愛を100%受け取りたい子供からすれば、それを邪魔する弟は敵以外の何者でもないと、今振り返ると思います。
ケンカをずっと続けていると、どんどん仲が悪くなり、中学くらいになると話もしなくなりました(笑)
親からの伝達事項を伝えるときくらいでしたね。
同じ部屋にいても全く話しません。
当時はそれが当たり前過ぎたので、兄弟仲良く会話するという話を友達から聞いたときは驚きました。
弟との不仲があったせいか、小さい頃の決断として、
人と人とは絶対に分かりあうことができないんだ!
これは強烈にありました。
関心は人間からコンピュータへ
人間関係を諦めたことによって、興味は次へ向かいます。それが「コンピュータ」でした。
小学校高学年くらいになったタイミングで家にパソコンが置かれました。
当時、テレビゲームが親から禁止されていたので、パソコンは格好の遊び道具でしたね。
パソコンでゲームをしたり、ネットサーフィンをするようになりました。
パソコンは好奇心旺盛な子供にとっては格好の遊び道具でした。
一番魅力的に映ったのは、パソコンを
自分の思った通りに動かせる!
という点でした。
人間は思った通りに動きません。弟が自分の言うことを素直に聞いたことは一度もありませんでしたしね(笑)
その点、パソコンは自分がいくらでも指示を出すことができますし、知らない世界のことも教えてくれる、なんて優秀な存在なんだろう!と思っていました。
ITの世界へ
パソコンに可能性を感じた私は、大学を選択するときに情報系の学部を選びました。
ITの世界はこれから確実に伸びていくだろう、そこに確信がありました。それにプラスして、ITの世界を選択した理由がありました。
理由はシンプルで
「人と話す仕事がやりたくなかったから。」です。
これを後からいろんな人に話すと、かなり驚かれました(笑)
人間関係に対してかなり諦めを蓄積していたのもあり、人と人とが分かり合えるはずがないのに、何で話す必要があるんだ?と思っていたのです。
バカだな~と思うのは、人と話さない仕事なんて、まず無いということに気づいていなかったところですね。
そして私はシステムエンジニアという茨の道へと足を踏み入れます。
次回へ続く。。
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