あなたは何者ですか?

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唐突な質問のように聞こえるかもしれませんが
「あなたは何のために生きていますか?」
と聞かれて即答することができるでしょうか?
もし答えることができない場合、本当の意味で生きていると言えるでしょうか。死んでいないから生きているというのは生きていると言えるのでしょうか。
上記の質問に答えるためには「あなた」とは誰か?、つまり「自分自身が何者か?」という問いへ答える必要があるでしょう。しかし、自分が何者か答えることは、おそらく学校では教えられていないのではないでしょうか。
私も学校にいるときは自己紹介が必要なときは学校名や自分の名前を答えるくらいでした。せめて好きな本や好きなアーティストを答えるくらいでしょうか。
しかし、同じ本を好きな人、同じアーティストを好きな人は日本中だけ探しても一人くらいは全く同じ人はいるでしょう。つまりそれだけでは自分とは何者か、を答えることには不十分だということです。
今の情報社会では、インターネット上に数多くの情報が溢れています。このブログを読まれているあなたも憧れているる人がいるかもしれません。しかし、そういった情報が増えれば増えるほど、彼ら彼女らと自分自身を相対比較して、理想になれない自分自身を蓄積しやすくもあります。
しかも憧れている人が常に憧れの存在であり続ける保証もありません。時の流れとともに憧れではなくなることもあるでしょう。憧れの存在が落ちぶれていくのをリアルタイムで見ることもあるでしょう。それくらい時代の流れが速いのです。憧れモデルが生まれづらいのも当然です。
普遍的に人間に求められる憧れモデルになるためには、自分が何者であるか(アイデンティティ)を明確に答えられる必要があります。それが無ければ周りから決めつけられてしまいます。自分で自分を決めつけるのと、周りから決めつけられる自分、どちらを選択したいでしょうか?
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