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目に見えないものに対する決めつけ

目に見えないものに対する決めつけ

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みなさんは目に見えるものを信じるか、信じないか問われたとき、すぐ答えることができますか?

私は20代半ばくらいまで「目に見えないものを信じるなんてありえない!信じる人は馬鹿だ!」と思っていました。

子供時代での目に見えないものの代表例は「宗教」ですね。私が小さいころ、オウム真理教が地下鉄でテロ事件を起こすなど、「宗教=悪」のイメージが強かったのでしょう。さらに、周りに宗教を信じる人もおらず、メディアを通してしか宗教の情報を得ることがなかったためか、かなり固定したイメージを持っていました。

さらに、小さい頃からテレビを始めとした家電製品、パソコンなど科学技術の恩恵を受けることが多く、科学は目に見えてわかりやすい反面、目に見えず理解しづらい宗教や占い、風水の方を信じることが全くと言って理解できませんでした。だから、学校で血液型占いや星座占いのことを話している人たちを内心かなり馬鹿にしていました。

しかし、大人になり、いろんな人と会う中で、会社のトップである経営者が占いや風水を採用などの重要な意思決定に活用していると聞いて、衝撃を受けました。

社長にまで昇りつめるほどですから、「社長=優秀」のイメージがあるからでしょう。

「まさかそんな優秀な人が自分自身の実力よりも目に見えないものを頼りにするなんて。。」

人間はいくら勉強して経験を積んで成長していったとしても、結局は目に見えないものを頼らざるを得ない、それほど弱い存在なのでしょうか?私はそう思いません。本当の自分、本当の人間を知ることで正しい意思決定ができる人間が量産されていく、その道があります。