真面目人生を卒業したのは、とことん真面目をやり切ったから

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あなたは「真面目だね~。」と人から言われるとどのように受け取るでしょうか?
「真面目」という単語にもいろいろなイメージがあるでしょうが、私は真面目と言われるとあまりよいイメージでは受け取れませんでした。なぜなら、私から見て真面目ではない生き方をしている人たちの方が楽しそうに生きていたからです。
さらに、真面目と言われるタイプの方が女の子にあまりモテなかったのです。
真面目じゃない生き方の方が楽に、しかも楽しく生きることができそうなのに、自分の性格を変えられることにも意識が向きませんでしたし、そもそも自分が変化するという決断すら難しかったです。
いろいろなことを通して脱真面目を図りました。
勉強に対して真面目に取り組み、よい成績を取る、それ以外で自分自身をアピールする手段を知らずに生きてきました。友達を多くつくること、周りを笑わせること、スポーツで活躍すること、何を取っても大した才能もない自分が唯一やれることと言えば、真面目に勉強に取り組むことくらいしかなかったのです。
しかし、真面目になればなるほど、それだけではどうにもならなくなります。いくら勉強を頑張っても頑張っても、ここが自分の活躍できる場所だとは思えなくなっていきました。頑張っても勝てない人たちがたくさんこの世界にはいるということを悟ったからです。
こうなると、私が選択したのは「そこそこ人生でよい。」という諦めでした。
この強烈な諦めを取っ払うことは本当に難しかったです。
何かやろうという勇気すら出ないほどの諦めでした。
なぜ私がこの諦めに気づくことができたかというと、
「自分自身の性格がなぜ、いつ、どのようにして、作られたのか、作ったのか?」
を知ったからです。
それを知ることによって、なぜ自分が諦めるようになったのか、そして、
「実は諦める必要すらないんだ!」
という人間の可能性と出会うことができたらからです。
真面目人間が嫌いというあなた、ぜひ、とことん真面目をやり切ってみてください。そのとき、真面目ではないあなたと出会うことができます。
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