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熱くなれない日本人が熱くなることができる唯一の道とは

熱くなれない日本人が熱くなることができる唯一の道とは

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AIを超えるGI創造者、よしじゅんです。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今日のテーマは「熱くなりたいけれど、熱くなることができない。」についてです。

「人生をかけて熱くなれるものが見つからない。。」

こういう悩みを持っているクライアントAさんがいました。

人の感情に対して共有共感したり、熱くなっている人と自分も一緒になって熱くなりたい、、でもなぜかそこに対して一歩踏み込めないそうです。一歩引いてしまう。そんな経験ありませんか?

いったいこれはなぜなのか?その理由を本人自身も理解できていません。

熱く語っている人をみると、自分も一緒になって熱く生きたい!そう思いはするのですが、どこか一歩引いてみてしまうのです。熱い人への憧れがある一方で、どこか

「自分は熱くなれない。。」

その無意識を持っている状態です。

熱くなりたいと意識では思っているので、憧れている人の話を聞きに行ったり、セミナーに行くことは大好きなAさんがいます。しかし、話を聞いていると、よりできない自分、熱くなれない自分を蓄積していくので、心はきつくなる一方です。

別の角度からはどうでしょう。こういう、熱くなる人に対して、一方引いた目で見てしまう、これ日本人にはとても多いです。私自身もかつてそうでした。一生けん命になっている人、感情をむき出しにしている人をみると、どこか引いてしまって一緒に何かやろうという気持ちすら湧いてきませんでした。

これは、日本人という集団全体が強烈に

「二度と熱くなるものか!」

と思っているからです。

日本人はそういった感情を出すことに対して、集団全体として「NO!」があるのです。それはなぜかというと、

一度めちゃめちゃ熱くなって、それでも戦争に負けたからです。原爆を2つ落とされ、モノ作りでオリジナルの西洋を抜き、それでもバブルを誘発されてきたのが日本です。熱くなってはたたかれ、熱くなってはたたかれ、を繰り返す中で生まれてきたのがこの感情でしょう。

強烈なアクセルと同時に強烈なブレーキを踏み、それによって集団全体が自己否定して、二度と熱くならない決断をしているのです。しかし、裏を返せば、強烈に熱くなりたいのです。

表面的にであれば、感情を出せるようになる方法はいくらでもあるでしょう。しかし、それは本質的解決策ではありません。日本人は感情をマヒさせるまで強烈な自己否定をしているので、集団全体に対して大ショックが必要です。

熱く生きるための解決策としては2つのステップが必要でしょう。

①相対比較をしてしまう、脳機能から自由になること。

人間の脳はどうやっても人と自分を比べてしまいます。これは別に良い悪いということでもなく、そういう機能なのです。比べてしまうことによって、常にできてる・できていない、できてる・できていない、その判断をしてしまいます。そして最終的には自己否定する「仕組み」になっています。自己否定も悪いイメージがあるかもしれませんが、オール否定することでしか進化はあり得ません。オール否定しなければ変化はあっても進化はしません。

②日本人という集団の観点から自由になること

日本人共通にある観点として、先ほどの

「二度と熱くなるものか!」

があります。しかし、本当は熱く生きたいのです。その無意識に蓋をしている生き方から解放されるには、日本のすごさを知る必要があります。現代の日本人は学校教育、親からの教え、メディアからの情報によって、いかに日本が悪いことを過去にしてきたのか、その強烈な刷り込みがあり、日本にプライドを持つことができません。

ここでサムライの恥5つをご紹介します。

1.考えに負けること

2.先制攻撃をすること

3.負けるようにさせた相手を恨むこと

4.負けた原因をしらないこと

5.同じ負け方をすること

これらを恥としたサムライが熱くなれないことをそもそも悩みとして持つでしょうか?そのような考えに負けること自体なかったのではないでしょうか。

過去の日本がよかったから、過去に戻ろう、ということを言いたいわけではありません。

日本人には凄まじいポテンシャルエネルギーがあるにも関わらず、それを発揮できていない現在地があるのです。

個人の脳機能の観点、日本という集団の観点から自由になることによって、思いっきり熱く生きることができるようになるでしょう。

ぜひ、個人や集団がどのような観点につかまっていて、熱くなることができないのか、その原因とそれを解決した人、令和哲学者Noh Jesuとぜひ出会ってみてほしいです。