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やりたいことを探す前にやるべき3つのこと

やりたいことを探す前にやるべき3つのこと

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

AIを超えるGI創造者、よしじゅんです。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今日のテーマは「やりたいことを探す前にやるべき3つのこと」です。

「なんとなく仕事する」の限界

私の経験談をします。私がシステムエンジニアをしていた時、このように考えていました。

「仕事とプライベートは別物。仕事は仕事、プライベートはプライベート。一緒にするから辛くなる。」

切り分けてずっと仕事をしてきましたが、3年、5年と仕事を続けていくうちに、仕事もやりたいことだけをやれる状況ではなくなってきました。

というのも、年齢が上がれば上がるほど、責任のある立場を任されることが増えてきたからです。自分のやりたいことだけやっていればよかったところから、やりたくないことまでやらざるを得なくなってきたのです。

自分の中心軸を持たず、その場その場に合わせて仕事をしていても、ただ時間を無駄にするだけで、進化成長も起きません。

プライベートに打ち込んではみたが

仕事にやりがいを見出せなくなると、今度はプライベートを充実させようと、趣味に走るようになりました。

  • 漫画
  • アニメ
  • ゲーム
  • 映画
  • etc…

とにかく自分が熱を持って打ち込めるものを探そうといろいろ手を出してはみるのですが、最初は打ち込めたとしてもそれを継続することが徐々に難しくなっていきました。

モチベーションが持続しないのです。これもただその時に楽しいもの、面白いものを探していただけで、本当の意味で求めているものではなかったことが原因としてあります。

やりたいことは外にある、のか?

これまで、やりたいことを外に見出そうとしてきましたが、なかなか見つかりませんでした。

その中で人と会うことにもチャレンジしてきました。そんなときに「認識技術(nTech)」を学び・実践している人と出会いました。その人と深く交流していくうちに、今まで自分の外ばかり見て、その中からやりたいことを探そうとしてきたのが、そもそもの間違いだったことに気が付いたのです。

やりたいことが見つからないのは、外にやりたいことがあったわけではなく、やりたいことを見つけることができる自分の状態になかったのです。それが本質的には

「自分とは何者なのか?」

というところだったのです。

やりたいことの前に、自分自身を知るためには

自分とは何者かを知るためには、まずこの3つのことに取り組む必要があります。

1.認識機能と認識技術の違いを理解すること

認識機能(感覚機能)とは、たとえるならば芸能番組のようなものです。

YouTubeに流れているお笑い芸人の動画、見たことありますか?私もついつい見てしまう時があります。

お笑いは受動的な笑いですよね。積極的に笑いたいというよりかは、見ていたら自然と笑ってしまいます。

認識技術(感覚技術)は、芸能ではなく芸術です。芸術はどのようにみるか?によって見え方も変わります。

ピカソの絵だって、見ようによってはただの下手な絵ですが、そうではない観方があるから、とても有名な絵になっているわけです。

認識技術も同じように、観察するときに積極的に思惟(深く考えること)を働かせてみます。認識機能と認識技術の違いを理解することが大事です。

2.目の前のものが物質で見えることに絶望すること

あなたの目の前のスマホ、パソコンが物質で見えたら、まずアウトです。自分と完全に切り離された物質としてみてしまっては、それを理解することも、説明することも、統制することも、予測することも期待することもできません。

全部、あなたがつくっている意識しかない、そのようにみえるかどうかが大事です。

3.正しく絶望すること

今あなたが悩んでいることがあるとします。

あと3日後に地球に隕石が落ちて地球が滅亡するとしたら、その悩みは悩みのままですか?おそらく悩みではなくなるでしょう。

これが中途半端な絶望です。

本当の意味での絶望はあなたの悩みの中にはありません。

77億人が「それは本当に絶望だね!」と共有共感できる絶望こそ、正しい絶望です。

まずは上記3つのことに関心を持ってみてください。