哲学な苦手な日本人に令和哲学カフェが必要な5つの理由
- 2021.06.29
- 人生

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
AIを超えるGI創造者、よしじゅんです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今日のテーマは「なぜ日本にとって令和哲学カフェが必要なのか?」です。
1年以上、平日毎日のように夜21時~22時半、パソコンに釘付けになってみてます。
ですが、もともと哲学が好きだったわけでも関心があったわけでもありません。
どちらかというと、科学よりもかなり下のようにみていました。
「哲学」に対するイメージ
「哲学」という単語だけきくとどんなイメージですか?
よほど追求してたり、深く考えていたり、哲学科出身だったりしない限り、馴染みのない分野でしょう。
考えすぎにみえる人に対して
「哲学だね~(笑)」
と冷やかしたりする印象があります。私もそうでした。「そんなに深く考えて何かいいことでもあるの?それよりも行動でしょ。」と思っていました。
同じように思う人も多いのではないでしょうか。
今回はそのような、哲学とは無縁、無関心な人にとっても、人生の役に立つ「令和哲学カフェ」について、5つの角度から、今の日本に必要な理由を紹介します。
必要な理由①「コミュニケーション能力の向上」
普段、自分のコミュニケーション能力に120%自信があるよ、誰とでも疎通交流が問題なくできているよ、という人にとっては令和哲学カフェは必要ないでしょう。
そうでないと1ミリでも思う要素があるのなら、令和哲学カフェでのディスカッションをみたり、zoomで参加して参加者同士でのディスカッションはとてもオススメです。
普段、全く考えもしない質問を通して、いかに普段、物事を深く考えていないのかが見えてきます。
問題がなければ解決策も生まれないし、進化も起きません。問題発見は重要なのです。
よく、感覚的に真理に到達したり、エネルギーを感じることができる、という人がいます。
しかし、究極の真理とは感覚的に到達するものでもなく、エネルギーを感じるものでもなく、思惟(深く考えること)によってしか到達することはできません。
真理とは究極の論理なのです。
必要な理由②「意思決定能力の向上」
日本人は、無意識で人に合わせる「建前文化」が染みついています。そのため、人の意見を聞きながら、自分の意見がコロコロ変わってしまいます。
令和哲学カフェをみていると、それがあからさまにわかります。
日本人の意思決定の遅さは、政治をみていて感じることではないでしょうか。あれは政治家に問題があるのではなく、日本人共通の特徴でもあります。
一人ひとりが考える軸を持たなければ、Aさんの前ではBの意見、Cさんの前ではDの意見、というようになってしまい、コロコロ変わる自分の考えによって人との信頼関係構築もできなくなります。
哲学を持つことを通して、考えの軸ができ、意思決定能力の向上になるのです。
必要な理由③「日本の素晴らしさに出会える」
私自身、令和哲学に出会うまで、日本人として生まれてよかったと思ったことは一度もありませんでした。
大学からプログラミングを学んだり、仕事でIT業界にいたこともあり、IT分野でのアメリカのすごさは身に染みて感じていましたが、日本のIT業界に対してはかなり失望感がありました。
もちろん、日本にも一部に素晴らしいエンジニアがいることは確かですが、それ以外の大多数のエンジニアはサラリーマン気質が強すぎて、新しいクリエイティブを生み出そうという気概がある人はいませんでした。
私も希望をもってIT業界に入ったものの、その気概を維持することはできませんでした。
令和哲学と出会って、なぜ日本がそうなってしまった理由がわかりました。前述したとおり、日本人は戦後、モノづくりに没頭して高度経済成長に入ったように、考え・感情を育てる方向性ではなく、モノをつくるという実践行動に注力したのです。
令和哲学カフェを通して、明治のサムライたちが持っていたセンス、真剣勝負する力を磨くことができます。
必要な理由④「コミュニティづくり」
令和哲学カフェを通して、私は今までにない、新しいコミュニティと出会えています。
それは、何かやりたいこと、共通の趣味、目的で集うのではなく、「日本」が集っているからです。
日本人が令和哲学カフェを通してつながるコミュニティは他とは違います。何が違うかというと、共通の土台があるかどうかです。
共通の趣味、共通の目的だけで人々が集うのは難しい時代になっています。なぜなら、インターネット・SNSの発達で情報が過剰すぎるからです。だからこそ、コロコロとすぐ人の心は変化します。
それに対して、令和哲学カフェを通して出会う仲間たちは「心の動き」という、目には見えないけれど、日本人が何となくでも感じている部分にヒットするので、内容はよくわからないとしても、継続して参加し続ける人たちがすでに300人はいます。
平日毎日、夜21時に300人がオンライン上に集う、これってなかなか難しいことですよね。しかもそれを1年以上継続し、そして無料です。
必要な理由⑤「ポストコロナ時代の新産業」
令和哲学「カフェ」という名前の通り、カフェですよ、カフェ。カフェといえば、気軽に立ち寄っておしゃべりしたり、作業ができる場所というイメージです。
気軽に誰でも参加できるのが令和哲学カフェの良さでもあります。だけど、一味違うのは、令和哲学カフェは哲学の学びを通して、新しい産業をつくろうという目的を持っているところにあります。
新型コロナウイルスの影響によって、多くの産業が打撃を受けています。特にオフラインに依存した産業です。
今までのような物質的豊かさによる人間の幸せ成功の時代が終焉を迎えているため、新しい産業が必要なタイミングでもあります。
新しい産業とは、「ゲーム産業」です。現代人は脳が疲れてしまっていて、究極の絶望という、令和哲学の問題意識が腑に落ちにくい状態になってしまっています。
そんな中で、セミナーだけでなく、ゲームによって楽しみながら、主義主張ができ、自分で考えることができるようになれるのです。
-
前の記事
人類は言語によって進化し、言語に支配されている 2021.06.28
-
次の記事
AI時代に知のW杯が絶対必要な3つの理由 2021.07.02
コメントを書く