システムエンジニアに多いうつ病、その本質的解決策とは?

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システムエンジニアあるある
システムエンジニア(SE)は、他の職種と比べてうつ病になる人が多いのが特徴と言われます。
うつ病かどうかをどのように判断するのか、ということはここでは取り扱いませんが、あなた自身やあなたのまわりのSEはどうでしょう?
私の知っているSEにも、仕事が忙しくなるたびに体調を崩すという人がいます。
私が過去に働いていたプロジェクト現場でも、精神的に病んで休職するSEを何人もみてきました。
「まさかあの人が…」と思う人であってもうつ病になることがあります。
理想の仕事生活への道
本当の理想としては、健康な体、健康な心の状態で仕事生活を送ることですが、なかなかそうはいきません。
体調を崩してしまった後に、復職を考えるタイミングで、環境を変えてみたり、社内SEに職種を変えてみたりと考えてはみますが、なかなかうまくいきません。最初はよかった環境も、慣れてくると再び問題が起きてきます。
環境が変化することで解決したと思ってしまうのですが、時間が経過するとまた同じ問題が起きるのです。仕事がうまくいっているときは意識しないのですが、うまくいかなくなったときに思い悩んでしまったり、体調を崩すというパターン自体は変わりません。
問題の本質的原因とは?
うつ病になる人に多いタイプとしては、人に頼ることができない、我慢してしまう、人に悩みを相談できない、など、総合するとアウトプットできないことに原因があると言えます。
ではアウトプットできないのはなぜでしょう?
これは日本人全体に多いのですが、小さいころから、
「自分のことは自分でしなさい。」
「男は甘えてはいけない。」
「男はめそめそ泣いてはいけない。」
こういった、べき論を親や周りの大人たち、テレビ、社会の影響を受けて育ったことにあるのは確かです。
本質的な解決策とは?
解決策はシンプルです。それは
「アウトプットできる自分になること。」
しかし、物心ついたころから人に頼れないのが当たり前で生きてきたこともあり、どうすれば人に頼れるのか?という思考すら働かない状態になっています。
概念すらないのです。これはどうしようもありません。30年間日本語しか話したことがない人に対して、いきなり流暢な英語を話せと言っても無理なことと同じです。
ですから、2段階での変化が必要です。
①自分だけの当たり前を知ること。
②当たり前を当たり前でなくする、当たり前でないことを当たり前にすること。
この2つをできるようにするには、これまでの人類が創ってきた道具での解決は難しいです。
それは、そのような道具が誰にでも適用できる状態であれば、現代日本のようにうつ病や自殺は増え続けないからです。
Ninshiki Technologyを理解し、活用できるようになれば、二度とうつにならない精神的な健康状態を得ることができます。
少しでも興味を持たれた方は、お問い合わせフォームからご連絡ください!
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