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ベーシックインカムが導入されるAI時代に働き甲斐と生きがいを持つために必要なもの

ベーシックインカムが導入されるAI時代に働き甲斐と生きがいを持つために必要なもの

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ベーシックインカムを知って

最近、「ベーシックインカム」という単語をあちこちで耳にすることはないでしょうか。

北欧で導入が検討されていたり、実験的に導入が進んでいる制度です。

端的に説明すると、

「生きていくために最低限のお金は保証します。もしそれ以上働きたいのであれば、ご自由にどうぞ。」

という制度だと解釈しています。詳しく知りたい方は「ベーシックインカム」でぐぐってください。もっと詳しいことが書いてあります。

なぜベーシックインカムの導入が検討されているのでしょう?

それは、北欧では本気で

「AIが人間の仕事を代行していく。」

と予想しているから、というのもあります。日本はまだまだ危機感は薄い印象ですね。

しかし、ホリエモンやキングコング西野、落合陽一などはすでにそういった未来を予想しています。

毎日毎日、AIのニュースを見ていたり、有名人がAIの影響を気にしていると、次第に気になってきます。

ベーシックインカムが導入されたときに起きること

ベーシックインカムが導入されて、働かなくてもよくなったとき、いったい何が起きるのでしょうか。

現時点でも、このような人がいます。

  • 十分な収入があり、退職してドバイに移住したが、暇すぎて数か月で日本へ戻ってきた人。
  • おじいさんがなくなると、後を追うかのようにおばあさんも亡くなる。
  • 定年退職した人が急に老け込む。
  • 定年退職した人がすぐ復職する。

要は、社会との接点である、会社から離れたとたん、生きがいを失っているのです。

ベーシックインカムが導入されたとき、求められるもの

働かなくてもよくなった時代に必要なものは「生きがい」だということです。

人間が働くか働かないかが重要なのではなく、

「あなたは何のために生きているのか?」

この問いに対して明確に答えを持っているかどうかが重要です。

しかし、こういったことを自らの頭で考えさせない、考えるキッカケを多くの日本人は持ってきていません。

自分がいったい何をしたいのか、何を大事にしているのか、何のために生きているのか?

そういった自分の内面と向き合うのではなく、徹底的に自分の外との向き合いを要求される教育を受けてきたのではないでしょうか。偏差値重視の受験制度など、まさにそれです。

AI時代に必要な教育

ここまでを通して私が言いたいことは1つです。

あなたは1年、1か月、1日、1時間、1分、1秒を生きがいを持って過ごしているのか?

働き甲斐の前に生きがいを持っていないと、これからのAI時代で本当に生き残っていくことはできないでしょう。