自分に自信がない日本人

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私がかつてそうだったのですが、日常的に人と会って話していると気づくことがあります。
それは「自分に自信がない日本人の多さ」です。
かくいう私も認識技術と出会う前は、「自信がないことに対して」自信を持っていました(笑)
最近、企業の社長と会っても「自信のない社員が多い」という話を聞くことがあります。
社長ほどのポジションに立つ人たちは、苦労も積み重ねてきた人たちばかりですから、努力しない人、できない人の気持ちが分かりづらい部分はあると思います。
そんな社員に自信をつけさせようと社長は試行錯誤しますが、それほど簡単に人は変わってくれません。では、このような社員に自信をつけさせるにはどうすればよいのでしょうか?
そのためにはまず、人間の現在地でもある根本的な限界を理解する必要があります。人間は誰しもが「不信、不安」「羞恥心」という心を覆う分厚い殻をもっています。
小さい頃、親から失敗したことを怒られたり、厳しく叱られることが多い環境で育つと自信をなくしてしまうことも多くあります。私の友達にもそういう家庭で育ってきた人は多くいます。
これらの強烈な殻を取り払うことは並大抵のことではありません。なぜなら、これらの殻を作り出してしまう根源には、「脳の初期設定」が隠れているからです。
人間は生まれた瞬間からこの初期設定によって、自分の観点(無意識エンジン)に固定し、周りの環境からの影響を受け続けて生きることになります。
人間が本当の意味で自信をつけるためには、自分の観点に固定されない、絶対尊厳、大自由の自分に出会う必要があります。
私自身も、親や兄弟、親戚、学校の先生、地域、社会、いろいろなところから決めつけられ続けられ、自分を小さく小さくしていたことに気づき、その殻から抜け出す技術、「認識技術」と出会ったことで、今ココ、絶対尊厳の自分を認識し、さらにいつでも再現できるようになったのです。
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