「人をほめるのが苦手です。。」どうすればいいの??

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人をほめるのが苦手。。。
コミュニケーションの中で人をほめるのが苦手なんです。。。
先日、クライアントのAさんからこのような悩み相談を受けました。
Aさんの悩みは、こうです。
仲間とフットサルをしているとき、チームメンバーがいいプレーをしてみんながほめているのを見て自分もほめようとするのですが、全然感情が乗らないんです。。
実は本当にすごいと思ってないのではないだろうか。。そう思いながらもなぜAさんはメンバーをほめているのでしょうか。
話す中でAさんについてこのようなことがわかってきました。
・目の前の人をほめると気分が下がる。
・自分(Aさん)が話すときよりも聞くときの方が気分が落ち着く。
・話しているとき笑いネタが一緒だと感情が乗る。
・相手をほめることで相手が上がると同時に相対的に自分が下がっている感じがする。
・存在感をアピールして相手より自分の方が人気者になると、相手から「邪魔な人」だと思われそう。
無意識にある人間の「エンジン」
Aさんは最近、「無意識エンジン発見セッション」を受けました。これは人間が人生で常に繰り返し続けている考え・感情・言葉・行動・関係構築のパターンを意識化するものです。
Aさんの無意識エンジンはこちらです。
アクセル:人に存在感のある人になる!
ブレーキ:どうせ人の邪魔になってしまう。
人類75憶人いると言われますが、全人類に共通しているのが、誰もが無意識エンジンを持っているということです。
「いつも同じような理由で彼女と別れてしまう。。」
「いつも職を転々としてしまう。。」
「何か漠然と同じようなところで引っかかる。。」
こういったことを感じている人がいたら、まさにその通りです。自動車のエンジンと同じように人間にも無意識にあるエンジンがあり、常にそれによって食べたり、歩いたり、話したり、笑ったり、泣いたりしているのです。
エンジンが無ければ自動車も動けないのと同じですね。
人生の中で同じようなところで悩んでいるとすれば、それは
「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる。」
からです。
なぜほめたいけれどほめることができない?
いつも同じような悩みを繰り返している、けれどその原因がわからない。。そういうときは無意識エンジンから悩みを整理していくのが、とてもとてもシンプルです。
相手が悪い、職場が悪い、運が悪い、etc…、など自分の「外」に原因を置いても何の前進にもなりません。それはコントロールできる範囲もあれば、そうでない範囲でもあるからです。コントロールできないことの方が多いでしょう。
目の前の人に「変われ!」と言うのはある意味暴力です。
ここでAさんの悩みに戻りましょう。
Aさんは、別に人をほめなくてもいいし、ほめなくてもいいはずです。ではなぜ人をほめるのでしょうか。それは「人に存在感のある人になる。」というアクセルが働いているからです。
「話しているとき笑いネタが一緒だと感情が乗る。」というのもアクセルが強く働いているからです。ただし、人をほめることで存在感をアピールしようとすると同時に起きていることがあります。
それが「相手をほめることで相手が上がると同時に相対的に自分が下がっている感じがする。」という点です。
つまり「存在感のある人になりたい!」という「アクセル」と「存在感をアピールすることで相手よりも人気になり、邪魔になってしまう。。」という「ブレーキ」を同時に踏んでいるのです。
これは特に感情が動いているときに認識しやすい特徴があります。
どのように解決できるのか?
では、このような悩みはどのようにして解決することができるのでしょうか。
答えだけ言うととてもシンプルです。それは
アクセルとブレーキをいったん両方外すこと
です。
よく、「もっとアクセルを強くすればいいのでは?」という質問を受けますが、アクセルを強く踏めば踏むほど、同時にブレーキも強くなってしまいます。アクセルとブレーキはペアなので、常に同時なのです。
ですから、アクセルとブレーキをいったん外し、車から飛行機に乗り換える必要があります。まず、エンジンから自由になることです。
無意識エンジン発見セッションによって自分がどんなアクセル・ブレーキのペアを持っているのかを知ること、そしてNoh Jesu 1dayセミナーによって、アクセル・ブレーキ両方外して新しいエンジンを得ることができます。
少しでも興味ある方いらっしゃいましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください!
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