上司と部下の板挟みで悩んでいるシステムエンジニアへ向けて

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板挟みあるある
世の中の多くの人が仕事において悩むこと、それが
「上司と部下との間で板挟み」
ではないでしょうか。
システムエンジニアとして働いていると、プロジェクトのリーダーを任されたり、少人数のチームで中間管理職の立場になる事があります。そのような立場になると、自分のやるべき仕事だけでなく、プロジェクト全体を管理したり、後輩を指導しなければなりません。
しかし、部下がうまく成長してくれなかったり、プロジェクトがうまく行かないと、上司からも叱られ、育たない部下にも気を使わないといけなくなります。こういった板挟みの状況により、仕事に行きたくないと悩むシステムエンジニアも少なくありません。
人間関係さえ良好にいっていれば、仕事をもっとスムーズに進めて、仕事終わりの時間や休日の時間を有意義に過ごすことができるはずです。理想としては、 上司とも部下とも良好な人間関係を築きたいのです。
合わせることを覚える
人間関係を良好にするためには、その場では相手に合わせることで、波風が立たないようにします。つまり、部下と話すときは部下の判断基準に合わせ、上司と話すときは上司の判断基準に合わせるのです。そうなると、部下も上司もその場ではナットクすることでしょう。
しかし、あなた自身はどうでしょう?
部下の意見と上司の意見が一致していることは少ないでしょう。そのバラバラな意見をどうまとめてよいのかもわからず、困るはずです。部下や上司はナットクしたとしてもあなた自身が一番つらいはずです。自分の意見をそこに入れ込む余裕もないのではないでしょうか。
本質的な問題とは?
ここで、人間関係という現実的な問題をより本質的に解析してみます。
板挟み問題はわかりやすい例ですが、人間関係における摩擦や衝突がなぜ起きると思いますか?
それは、
「人それぞれが持っているバラバラな判断基準をどのように統合させればよいのか?」
ということです。統合させる上でもいろいろな難しさがあることでしょう。
それは権力という力を使ったり、お金の力を使った統合の限界です。これまでの人類歴史においても同じような失敗を繰り返し続けています。分離意識が生むのは戦争の発想です。戦争が人類歴史でなくなっていないことが判断基準の統合に失敗している象徴でもあります。
バラバラな観点を統合し、さらに進化した観点を生み出すことができないこと。
解決策は?
では、こういった問題を解決するためには何が必要なのでしょう?
それは、
「これまでにはない、新しい共通土台を創ること、そして新しい判断基準を無いところから再創造すること。」
です。
Ninshiki Technology(Ntech)は、人類に対して全く新しい共通土台を提供する技術でもあります。
これからのAI時代では、個人プレーは通用しなくなります。人間がこれまでやってきたことはすぐAIでもできるようになるからです。いかに人と信頼関係を構築できるか、協力関係によって新しい進化を生み出すことができるか?が重要となるのです。
AI時代に向けた準備の一環として、 まずは自分の判断基準が何なのかを知りましょう。
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