自分の感情に無関心だったことによって気づくことができた、人間本来の感情

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私が認識技術と出会ったころのことです。
よく「感情マヒ系」と呼ばれていました。
これは自分の感情を認識したり、感情を出さないタイプの総称です。
実際、認識技術と出会う前は、「そもそも感情って何?おいしいの?」くらい、自分の感情には無頓着でした。感情に向き合うよりもコンピュータと向き合うことの時間の方が圧倒的に長く、逆に自分のことや自分の過去のことなんて考える意味がまったくわかりませんでした。過去のことを振り返るくらいなら、未来のことを考えたほうがよっぽど生産的だと思っていました。
それもあって「よしじゅんって、何を考えているかわからないよね。」と友達から言われていたのだと思います。
こういう、自分の感情を表現することに慣れていない人、特に日本人の男性には多いのではないでしょうか。
私自身、小さい頃から、
「自分のことは自分でしなさい。」「人に迷惑をかけてはいけない。」
ということを親からの教育、周りの大人たちから無意識的に蓄積していたのでしょう。「我慢することは美徳」という価値観が染み付いていました。
しかし、自分の外にばかり関心を持ち、自分自身を動かし続けるものが何かを知らない状態では、限界がきました。
ちょうど新卒で入社した会社の仕事にマンネリして転職を考えていたときのことです。
転職先が決まり、いざ会社に転職を告げようと決心をしようとしました。もともと、新しいことにチャレンジするよりは周りに合わせて生きてきたので、自分の中で転職はかなりの大きなチャレンジでした。
その決心をしたとき、大きなプレッシャーを感じ、そのプレッシャーに押しつぶされそうで一人で部屋の中で涙が止まらなくなったのです。自分でも驚きました。
「自分はこんなにも不安を感じて生きてきたんだ。。」
感情にフタをし続けてきたことが、ある瞬間、リミットを超えてしまいました。
「人間は感情で動く。」という言葉があります。これは確かにそのとおりで、感情が動くとき人は物を買ったり、行動したりします。みなさんも過去を振り返ってみてください。そのようなシーンが1つはあるはずです。
企業の社長には小さい頃の大きなコンプレックスが原動力となり、会社という組織、社員という人を動かしている方が多くいらっしゃいます。
私は認識技術と出会い、そういった人間としての感情に気づけたこともそうですが、人間を創りだしているものが何か、その素材を理解することができました。その素材にも感情があったのです。私は現在32歳ですが、私が生まれた32年前、人類が生まれた500万年前、宇宙が誕生した138億年、それよりもさらに前から宇宙すべてを創り続けている素材の意思と出会うことを通して人間だけにとどまらない、本当の愛と出会えました。
自分がどんな感情を持っているか認識できていないあなた、それは人間本来の感情と出会うチャンスでもあるということに気づいてほしいです。
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