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9.11同時多発テロから17年。改めて平和について考える。

9.11同時多発テロから17年。改めて平和について考える。

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9月11日

今日、9月11日は、アメリカ・ニューヨークで同時多発テロ事件が起きた日です。2001年ですから、17年前ですね。

あの直後、世界は超緊張状態に入り、約1か月後の10月7日、アメリカがアフガニスタンに侵攻しました。

それから17年、世界ではテロが終わることはありません。

終わるどころか、毎日のように世界中でテロが発生しています。

なぜテロによって人間が亡くならなければならないのでしょうか。亡くなっていく人たちは本当に死ぬことを望んでいたのでしょうか。人間、17年前と今とで何か変わっているのでしょうか?何も変わっていないともみることができます。

 

2001年当時、私は中学生でした。

今でも覚えています。

朝、目を覚ましリビングへ行きテレビをつけるとそこに映っていた光景は映画の世界でした。

超高層ビルに飛行機が突っ込み、火事が起きているのです。

映画の世界でみたようなことが実際に起きている、最初は信じることができませんでした。

日本で生まれ育つと、戦争が身近ではありません。世界のどこかで起きている、どこか他人事のようなものでした。

しかし、あの事件は当時衝撃でした。

私はそれまでテロという言葉をそれほど知らなかったのもあり、すぐテロに関する本を買いました。

今まで知らなかった、イスラム過激派という人たちがいて、宗教紛争がずっと続いている現状を知りました。

日本でのほほんと暮らしている自分とはかけ離れた世界の実情を知り、本当の平和とは何だろう?と疑問に思ったことを覚えています。

なぜ「平和」が重要なキーワードなのか?

日本で生きていたら、日常が一見平和のようにも感じます。

戦争が起きているわけでもないですし、明日食べるご飯に困ることもないからです。

しかし、本当に平和なのでしょうか?

私は疑問でした。

なぜ戦争が終わらないのか、家族間での殺人が起きるのか、うつや自殺がどんどん増えていくのか、しかもいくら平和っぽくみえても、日常が全然たのしくなかったのです。

学校に行けば、周りに合わせてさほど楽しくもない勉強をし、同級生とテストの点数を比べ、身近な弟とも相対比較をし、流されるままに生きていました。

どのように平和を実現するのか

大人になるにつれて、次第に平和のことなど忘れて目の前のことに追われる生活をするようになりました。

一方、たまにみるテレビや新聞で平和運動をしている人たちが世の中にいるということも知っていました。

いろんな団体があり、それぞれ信念をもって平和を実現しようと頑張っているようには思いました。

人によっては音楽で平和をつくる、芸術で平和をつくるなど、手段はそれぞれが持っています。

それぞれの手段で平和を目指している人は17年前も今も変わらずいるはずです。

しかし、現実は平和ではない、この矛盾はなぜ生まれるのでしょうか?

それは、平和が他人事になっているからではないでしょうか。

どこか自分とは関係のない平和。それが続いていくことによって、自分ごとになっていない平和のイメージばかりが蓄積していった結果が今です。

あなたができること

平和を実現するために、一人一人には何ができるのでしょうか。

私は、いきなり「どこかの平和団体に入って平和活動を始めろ。」なんてことは言いません。

平和は名詞ではなく、動詞。そのように語る人たちがいます。私もその人たちとの出会いによって、本当の平和を知りました。

平和は未来のどこかにあるわけではなく、今ココにある動きにこそ秘密があったのです。

「どういうこと?」と思われた方、↓のイベントに行ってみてください。

10.7 ピースルネッサンス