「出る杭は打たれる」に隠された日本が持つ可能性とは
- 2021.11.11
- セミナー

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AIを超えるGI創造者、よしじゅんです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今日は最近ニュースにもなっている、2021年ノーベル物理学賞を受賞した日本出身米国籍の気象学者、眞鍋淑郎氏の発言について考えたことをまとめます。
以下、ニュース記事の引用です。
「調和の中で生きる能力がないから」
1931年に生まれた眞鍋氏は、現在90歳。東京大学大学院を修了した1958年に27歳で渡米し、1975年に米国市民権(国籍)を取得、キャリアのほとんどをアメリカで築いてきた。会見で、米国籍を選んだ理由について、眞鍋氏は、
「日本人は調和を重んじる。イエスがイエスを意味せず、常に相手を傷つけないよう、周りがどう考えるかを気にする。アメリカでは、他人にどう思われるかを気にせず好きなことができる。私は私のしたいことをしたい」
と述べ、
“I don’t want to go back to Japan.” “Because I am not able to live harmoniously.”
「私は日本に戻りたくない」「なぜなら調和の中で生きる能力がないから」
と答えた。
会場ではこれをジョークと解釈したのか和やかな笑いが起きたが、私は大真面目かつ率直な発言だと感じた。海外で生きている多くの日本人がこのひと言に共感したと思う。
https://www.businessinsider.jp/post-244587
なぜこのニュースが話題になっているのか?
ではなぜこのニュースが話題になっているのでしょうか?
それは多くの日本人が、実はどこか無意識で思っているけれど口には出していないことで、共感を生むからではないでしょうか。
特に、日本を出て海外で生活している日本人の共感はもっと大きいでしょう。それは日本から海外へ飛び出すほど、日本に生きづらさを感じているか、日本よりも海外に魅力を感じている人達だと想定できるからです。
なぜ眞鍋さんは日本を出たのか?
眞鍋さんの発言に対して、記者会見の会場では笑いが起きたそうです。
それは、その場にいた多くの人達が日本という国に、そして日本人に対して持つイメージと合致したからでしょう。
しかし、それを一般人が発言することと、日本を出てアメリカ国籍を得てノーベル物理学賞まで受賞した人が言うことでは発言の重みが違います。
ノーベル賞を受賞するほどの、世間的にみたら尊敬される人、優秀な人であったとしても、個を大事にする生き方では日本で生きられないというのです。
そうであれば、ほぼ全ての日本人たちも同じように同調圧力の中で生きづらさを感じていてもおかしくありません。
実際に、日本で周りに合わせた研究するよりも、アメリカで自由にやりたいように研究したい、そう思って眞鍋さんは日本を出てアメリカで研究を続けてきました。
同じように海外に出たらもっと自由なことができるのに、と思っている人も多いことでしょう。
「出る杭は打たれる」に秘められた日本の可能性
「出る杭は打たれる」この言葉のイメージを、私は日本のマイナス的なイメージでしかみていませんでした。
その当たり前の解析を破壊し、全く新しく再解析してくれたのが、令和哲学者のNohさんでした。
彼は言います。
「出る杭を打つ日本だからこそ、唯一の希望である」と。
なぜそんなことが言えるのでしょうか?
彼は心の秘密を26年前に日本の福岡で発見し、それを0=∞=1という数式化し、26年かけて日本の仲間たちと一緒に体系化してきた人です。
そして、嫌韓論が根強くある日本という環境で、一貫してJAPAN MISSION, JAPAN DREAM, JAPAN MIRACLEをずっと発信している人です。日本人が韓国に行ってKOREAN MISSIONを一度だけでも語ったらどんな目にあうかわかりません。殺されるかもしれません。
26年語り続けることがどれだけの確信があるからできるのでしょう?
しかし、彼は日本社会ではなかなか受け入れられませんでした。今でも日本社会では有名人ではありません。これまで技術の中身すら全く確認してもらえないまま、ただよくわからないとか、韓国人だからという理由で、カルトだ、宗教だ、洗脳だと叩かれる経験をたくさんしてきました。
それにも関わらず、Nohさんこう言います。
「出る杭を打つことは素晴らしい意志」
「だからこそ唯一無二の希望」
一体何をどう見たらそんな希望が見えてくるのだろうと、私はその言葉を初めて聞いたとき驚きしかありませんでした。
「打っても打っても、それでも潰れず出てくる本物を、日本は懇切に待っているから」
日本を見限って海外に出た人、出ようとする人は数多く見てきましたが、日本にこれだけの可能性を見ている人に彼以外、出会ったことがありません。
「日本文明は、中途半端な個人ではなく、本物個人を待っている」
全体主義で天皇を中心に一致団結してきた日本は、戦争でアメリカに敗れ、意思決定の中心軸を失いました。半分日本、半分西洋、その中途半端な個人主義のままでの限界にきています。
日本が出る杭を打つのは、中途半端な個人主義、私利私欲の個人主義は認めないということです。
その奥には、どんなに打っても打っても潰れない、打たれても打たれても出てくる、そんな個性が完成した本物の個人、「体という自分」に完璧に打ち勝つことのできる、悟った個人の誕生を、禊(みそぎ)をしながら懇切に願っているからだと。
そして悟った個人が連帯して、今までの全体主義と個人主義の両方の限界を補う、理想の共同体主義の実現を切実に願っている、世界で唯一無二の真理の文化文明を持っているのが日本であると。
この解析は本当に衝撃的でした。
出る杭は打たれるということを日本の悪いところとしてしか見てこなかったからです。こんな解析ができること自体すごいことです。
皇帝ナポレオンやコロンブスの卵で有名なコロンブスの出身地は地中海にあるコルシカ島です。彼らのような英雄を輩出したコルシカ島の人々は、自身の出身地であるコルシカを誇りに思う、「コルシカ気質」を持っています。
日本に必要なのもまさに同じで、日本人であることに対して、日本に対しての誇りを持つことが大事です。
11月23日、知の雷が落ちる
11月23日、2回目のNoh Jesu nTechマスター1dayが開催されます。
テーマは
「人間とは何か?」
興味ある方はこのイベントでぜひ、直接Nohさんの話を聞いてほしいです。
1回目、10月23日には1231名の方が申込みされ、26年間のエキスが圧縮されたメッセージはまさに知の雷でした。
モノを変化させる科学技術の時代はもう終わります。モノで人間の心が満たされるのは限界だからです。
科学技術の次にくる未来技術は、人間に新しい感覚を付ける技術です。
今まで人間は5感覚しか使ってませんでしたが、新しい心感覚をつけることができるのが認識技術、nTechです。
世界中であなた以外誰も目が見えないとして、他の77億人を目がみれるようにできるとしたらどれほどの価値があるのでしょう。
心感覚を付ける技術というのはそれ以上の、お金に換算することができないくらいの価値ですが、
通常価格33,000円ととても安く、しかもペア割を使うと、なんと無料で参加できます!
2021年限定のこのチャンスをぜひ多くの方と共有したいです。

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