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【2分で読める】今を犠牲に未来を生きるか、今この瞬間を楽しむか

【2分で読める】今を犠牲に未来を生きるか、今この瞬間を楽しむか

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AIを超えるGI創造者、よしじゅんです。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今日は令和シリーズ⑬をご紹介します。

 

読んでみての印象としては、2点あります。

①マルクス・ガブリエルさんが伝えている世界観をシンプルに、具体的な例えを交えて書いてあり、わかりやすかったです。そのガブリエルさんが伝えたいことを引き継ぎ、「世界が存在しない」ところから、なぜ多様な複雑が生まれているのかを語っています。

彼は既存の哲学のパラダイムを変えたのです。今までのモダニズムの哲学とポスト・モダニズムの哲学は、世界があることを大前提とし、その当たり前に存在している世界が、どのように実在しているのかの答えを探さなければならないという義務感や責任感のもとで、答えを探求してきました。(nTechエヌテックは、目の前の現実の実在性を立証する愚かな論理展開ではなく、源泉的動きから1:1の対称性によるエネルギーのアルゴリズムを活用して、目の前の現実が虚構・錯覚・幻覚であることを立証する認識方式を提案しています)

あなたの左手が見えています。左手はあなたの人体の一部です。それと左手でスプーンを使って食べるときには、ご飯を食べる道具として存在します。その手で絵を描くときには、絵を描く道具として存在しています。素粒子物理学者があなたの手を素粒子の動きでみれば、あなたの手は素粒子の塊として存在しています。すべての存在を存在させる(具体的な存在であろうが、抽象的な存在であろうが)意味の場という条件によって条件づけられた結果物として存在しています。

 

②今ココに没入集中することと日本の特徴を繋げてあることが印象的でした。

令和シリーズに共通する特徴としてあるのが、全く異質な分野のように思えることが自然な流れで繋がっていく美しさがあることです。

今回で言えば、ガブリエルさんの哲学と日本の勝負です。

ドイツ哲学者と日本、違いとして受け取りやすい両者を、共通点「今ココ」と繋げて整理していることに、とても美しさを感じました。

 

今ココに集中しすぎたが故にレンズの中で自らの決断を全うしすぎた日本。

日本が世界のどんな国よりもレンズの外に出たいと心の奥底から叫びをあげているように思いました。

 

引用)令和という新元号に寄せてシリーズ13 今「1」で生きるスッキリワクワク楽しむ心!尊厳祭りでBeautiful Harmonyを具現化しよう!