仕事で周りとの協力関係がうまく築けないシステムエンジニア

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システムエンジニア(SE)に多い悩み
私のクライアントのシステムエンジニア(SE)である成増さん(仮名)はこのような悩みを抱えていました。
「仕事で自分がやるべきこと、与えられた仕事があるのですが、うまく周りとの協力関係が築けなくて困っています。頼りたいのに人を頼れなかったり、頼られると断れなかったりするんです。。」
私も元々システムエンジニアであり、この悩みには大きく共感します。
産業革命のさらに先、情報革命の最先端を走るIT業界では、とても分業制が進んでいます。いかに効率よく仕事を進めるかが求められる職種でもあるわけです。
仕事は一人だけでできるものではありません。一人でできることもあれば、複数人の協力関係がなければ不可能なことの方が多いのではないでしょうか。
本当はこうしたい!
周りの協力も得ながら、自分のやりたいことも貫く、それが理想ではあるけれども、なかなかその理想に向けての難しさも感じているかもしれません。
理想の自分になるためにいろいろな方法を考えます。
・コミュニケーション能力を向上させるべく本を読む
・自己啓発セミナーに参加する
などを通して自分をいかに変化させるかを考えるわけです。
悩みの原因と解決策は?
本を読んだり、セミナーに参加しているときはうまくいくイメージを持てるのですが、いざそこを離れてビジネス生活に戻ると、またうまくいかない現実が待っているわけです。本で読んだこと、セミナーで学んだことを実践してみても思った通りにはなりません。一時的にうまくいったと思ったとしても、それがずっと続くわけでもありません。
では、どうすれば周りの人たち、同僚との協力関係を築くことができるのでしょうか。
ここで、真司さんの言葉を紹介します。
「人に何かをお願いするのが抵抗があります。」
「人がやっている仕事に興味関心が持てないんです。。」
人と人とが一緒に仕事をする上で、お互いに対する信頼関係は重要です。
しかし、実は人間は根深い人間に対する不信があるのです。それは赤ちゃんのころの経験として、「こうしてほしいけど、でもされない。」を蓄積しているからです。
例えば、「おしめを替えてほしいのに、おっぱいを飲まされた。」「眠いのに、おしめを替えられた。」このように、自分が望むことと、実際に親にされたことに大きな乖離があるわけです。これが人間不信につながります。
では、その根深い人間不信をどのように解決すればよいのでしょう?
その前段階として重要なのは、まず
他人の変化に期待するのではなく、自分の認識が変化すること。
こういう未来が待ってます
自分が世界を人間を自分自身を、どのように認識するか?その認識が変わればすべてが変わります。
自分が変化することを通して、周りの人もその変化に興味関心を持ちますし、そういった周りも巻き込みながら理想の未来を描けるのです。
まずは自分がどんな認識を24時間365日繰り返しているのか?を知ることにチャレンジしてみてほしいです。
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