形があるシェアリングエコノミーから、形がないシェアリングエコノミーへ
- 2018.05.11
- 社会
- Ninshiki Technology, 人間関係, 個人主義, 認識技術

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「シェアリングエコノミー」ブームについて
巷で「シェアリングエコノミー」がブームになっているのはご存知でしょうか?
この単語自体は聞いたことがなくとも、これらの単語を聞いたことはないでしょうか。
・クラウドソーシング
・Airbnb
・Uber
「クラウドソーシング」と似ている単語としては、「アウトソーシング」があります。アウトソーシングは、業務を特定の個人や企業に外注することを指します。一方でクラウドソーシングは特定ではなく、不特定の個人や企業に業務を外注することを指します。人材をインターネット上でシェアするわけです。
Airbnbはニュースでも話題になっている民泊サービスですね。Uberはカーシェアリングサービスです。
例として挙げたもの以外でも、お金をシェアするクラウドファンディングなど、近年、何かをシェアするということ自体が当たり前のようになってきています。
シェアできる範囲とできない範囲
シェアすること自体、時間や空間、技術などをより有効活用するという意味で、基本的に賛成ではあると思っているあなたがいるのではないでしょうか。
しかし、一方で、自分がそのサービスを積極的に利用したり、シェアリングサービスを提供する側になるか?と問われると、力強く「Yes!」と言えるでしょうか?
何せ、時代は超個人主義です。一人の部屋、一人のテレビ、一人の電話、とにかく一人当たりで考えることに慣れ過ぎているのもあり、一定の範囲ではシェアできたとしても、例えば、誰かとシェアハウスをするというのは「絶対にムリ!」と思っていないでしょうか。
個人主義に慣れ過ぎているのもあり、自分のプライベートスペースやプライベートな時間さえも他人と共有することに対して、強烈な拒絶感が生まれてしまうのです。
これは、シェアリングエコノミーのような「シェア文化」がメジャーになってくるまでは自覚できなかったことでもあります。シェアがブームになることを通して、「自分はこの範囲ではシェアできるけれど、この範囲からは絶対シェアできない!」という、境界線を自覚するようになります。
物質的や空間的にはシェアできたとしても、心の領域でのシェアは難しいと感じているのではないでしょうか。心がシェアできていれば、どんな人とも分かり合えているはずです。それができていないということは、人と人との相互疎通が現状では難しいということが言えるでしょう。
心をシェアするには?
人と人との境界線を越えて、心をシェアするためには、これまでの人類の文明を発展させてきた科学技術では限界です。科学はどんどん細かく分けていくことには長けていますが、その分けていってバラバラになったものを統合することに苦労しています。
全くバラバラのものを1つにするというのは不可能に近いでしょう。
一方、Ninshiki Technologyでは、全く逆のアプローチをとります。それは、出発をバラバラではなく、統合(境界線がない)から始めるのです。出発が1つであり、その1つからすべての複雑を整理整頓する論理体系を持っています。
これからの時代、形的なシェアはどんどん進んでいくでしょう。しかし、本当の意味でのシェアは人間の心がついていかなければあってないようなものでしょう。
Ninshiki Technologyと出会って、心のシェアができる自分になってほしいです!
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