仕事とプライベートの板挟みに苦しむ地獄、そこから抜け出すには

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誰かの役に立っている気がしない
クライアントのAさんからこのような相談を受けました。
自分がやっている工場での仕事が、正直誰の役に立つ仕事なのかわからず、給料も安くて、働く意欲が高まらないんです。。
このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
日本人には、人の役に立ちたいと思っている人が多いです。いくら自分がお金がなくて生活が苦しかろうが、少しでも誰かの役に立ちたいと思っています。行動として現象には現れていなくとも、心の中で思っている人も多いでしょう。
仕事の難易度が低い分、給料も安い、しかも働き甲斐がないのです。その仕事を続けること自体が大きなストレスになっている可能性もあります。
本当はより多くの人に役立つ仕事をしたい、そう思ってはいても、目の前に降ってくる仕事は、到底そのような仕事には思えません。事務処理、上司に伺いを立てる、顧客に伺いを立てる、誰がやっても同じ結果が出せるような簡単な仕事ばかりを任されることもあるでしょう。
そうだ!仕事以外で見つけよう!
仕事はとてもつまらないし、上司を変えることも難しいし、諦めもあります。
しかも、自ら独立することに対しても自信がなくて難しいと思ってしまいます。
であれば、人の役に立つことを仕事以外で探そうとするのも自然な流れです。
ボランティア活動をする、土日にNPOとして活動する、友達の手伝いをする、とにかく誰かの役に立つことをやろうとします。
しかし、今がダメ・いや、だから環境を変えよう、という原動力ではこれからの時代は限界です。
なぜなら、もうみんな相対比較に疲れているからです。
いくら次を見つけたところで、また条件・状況が変化すれば、その環境でも満足できなくなることは目に見えています。
ネットをみれば上が見えないくらいに高みに到達している人もいます。
今がダメではなく、今ココが最高であることを認識することのできる、新しい目を持つ必要があります。
ここでいう目は、体の目ではなく、心の目です。
心の目で観察することができれば、どんなに大変な状況に陥ろうと、最高の自分を認識することができます。
それによって、役立つか、役立たないかにとらわれず、日本や世界、人類という大きなところから考えることができるのです。
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